ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

真のイケメン

先日仕事から帰ってメシの支度を嫁さんと一緒にする中で、嫁さんが昼に見た番組(確か昼おび)の話が出た。

その番組に出てた変身願望のある男性の顔がサカナクションの山口一郎にとてもよく似ていたらしい。コロナ以来サカナクションにはよくお世話になっていて(主にyoutubeライブに乗って酒を飲みながら踊りまくるのに)、山口一郎もいい顔をしていると思っていたが、嫁さんはその山口一郎似の男性を見ても何とも思わず、むしろ顔だけ見れば山口一郎の顔はよくある顔なんだなと認識を新たにしたようだ。

つまり嫁さんの発言の芯の部分を言えば、重要なのは顔ではないのだな、と。髪型やスタイル、服装があって、それらが後から顔の印象を決定づけるのだと。

なるほどそれはそうかもしれない。顔は全然カッコよくないはずなのに髪型や服装がオシャレで、しかもそれを自然にこなしている人を見た時、カッコよくないはずのその顔がめちゃめちゃオシャレに見えてしまうということは何度も経験がある。高校時代からすでにそういった同級生がいた。
反対に顔面はカッコいいはずなのに、しかしなぜだか何も感じない、むしろモサく見えてしまう人もいる。

雰囲気イケメンという言葉あるが、むしろそれは逆で、イケメンとは雰囲気によって醸成されるものなのだろう。すなわち雰囲気イケメンこそがホンモノだということさ。顔だけいいのはゴマンといる。

嫁さんの言葉から、生まれついてのもので変えられないと思っていた顔の良し悪しは、その周りのものを変えることによって変えることができると気づいた。つまり、服装や、髪型や、スタイルや、あるいは生き方を変えることによって。自分自身まだ良くなれるとわかった気がして勝手に嬉しい気持ちになったよ。


さあ、顔面以外をブラッシュアップして真のイケメンを目指そうか。

俺はこれでいく、ていうスタイルがきっと大事。