ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

2024抱負

今年は真面目に働かない、何がなんでも真面目に働かない。

昨年は会社員半分、教員(高校の非常勤講師)半分という初めてのスタイルで挑んだ1年だった。具体的には週2日教員、週3日会社員という形だったが、日が経つにつれそのバランスは崩れ始め、あれよあれよと週7日会社員、その上で週2日教員がプラスされるモンスタースケジュールへと変貌を遂げた。

勤めている会社の特性だろうが、精神的な拘束時間が極めて長い。放っておけば四六時中仕事のことを考えさせられるし、勤務時間外にLINEでメンションもバンバン飛んでくる。メンションされることに殺意を覚えたのは生まれて初めてだよ。

その上仕事が全く面白く無い。こんなクソおもろない仕事をして金をもらっている人間がいることに驚愕と恐怖を覚えるほどに面白くない。金を稼ぐって何一つエラいことではないんだ、と今の会社に入って初めて分かった。

化けの皮が剥がれ始めたのは夏以降。それから急速に仕事が嫌いになった。

夏が終わって僕の勤める部署で唯一のベテランが転勤で飛ばされることになった。我が部署で後に残されたのは僕と、事務の全くできない外国人と、パソコンのできない75歳のロートル(部長)だ。人事も一体どないなっとるねん。

それで転勤したベテラン(と言ってもその人も20代だが…)のやっていた仕事を3人で引き継ぐことになったが、結局火の粉は僕が被ることになった。
週7日、仕事のことを気にしなければならなくなったのはそれからだ。直近であった年末のキャンプは無理をして何とか乗り切ったものの、その代償は大きく、昨日も75歳のロートル部長の胸ぐらをつかんで詰め寄る夢を見たところだ。別に部長のことがそんなに嫌いなわけではないが、仕事の負の部分が全て部長に象徴化されたのだろう。こんなこと長くは続けられない。

そもそも僕は週3日会社員、週2日教員、という契約で今の会社に入ったのだ。温情をかけられたとか、他に人がいないとか、そんなこと知ったこっちゃねえ。

今年は絶対に週3日しか会社員はしないと心に決めた(4月の講師採用の更新次第でまた状況は変わるが…)。そう決めて年が明けてから今に至るまで出勤日以外一切会社の携帯もパソコンのメールも見ていない。

無責任?知らねえなあ。もともと僕はポンコツなんだよ。勝手に期待するな。

そもそもこんなおもろないことをさせるためにわざわざ僕を大阪から東京まで、高い金を出して呼んだのがよくわからない。事務のできる東京住まいの人間を雇った方がはるかに良いと思うが。と、ここまで考えたところで今の会社の離職率がやたら高いことに思い当たった。雇っても雇っても辞めちゃうんだ。そしてもともとツテのあった自分ならやめにくいと思われたのか?そいつぁ、無理な相談だなあ。

僕もあと一年と思って、今年は徹底的に不良社員をやることにする。真面目にクソおもろない仕事を長時間がんばってやることは僕にとって美徳でも何でもない。そんなことを延々とやらせる会社は悪そのものだよ。僕はそんなに暇ではない。

仕事用の携帯を勤務時間外に一切見なくなって、非常に晴れ晴れとした気分になった。いくら通信技術が発達したところで、どれだけLINEでメンションされたところで、本当の自分自身が捕えられるわけではないのだなあ、とここ数日感じている。いくらでもメンションしてくれ。明後日まとめて相手してやるよ。

自分のやりたいことを、やりたいようにやろう。どのようにでも僕は生きられるさ。