ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

誰かの喜びのために

以前、以下のような日記を書いた。
yoakenoandon.hatenablog.com
今はもうそれしかない。己などどうでもよくて、誰かの喜びのために書きたいと、それだけを思っている。結局、自分だけ喜んでもただただ虚しい。どれだけその喜びが大変なものであっても、それが僕一人だけのものなら、こんなにつまらないものはない。楽しくないんだ。認められても、すごいと言われても、お金をたくさんもらっても、僕一人なら。

矢印は逆を向いていたのだ。誰かが喜んでくれるから僕も嬉しいのだ。そうでなければ僕一人でやっていればいいだけの話だ。ずっとノートに書き続けた日記を、誰にも見せずシコシコ書き続けていればいい。そうして僕一人で喜んでいればいい。

でも、そうじゃない。公の場に自分の書いたものを出すってことは、やっぱり見て欲しいし、それでもって喜んで欲しい。楽しかったと言ってもらえれば至上の喜びだ。僕一人ではいけなくなったと言えばいいのか。あるいは元からその性質だったのかもしれない。誰かが喜んでくれないと楽しくない。割に幼い頃から誰かを喜ばせるのに必死だった記憶がある。

いつから我を張るようになったのか。高校からかな。俺の方が面白いとか、すごいとか、そんなことにこだわるようになって、どんどんつまんなくなった。そっちの方向では僕は決して満足できないのに。

己なんていっそ消えちまえば楽だなあ。そっちの方が多分性に合ってる。滅私奉公と言えば大げさだけど、自分をつかもうとしてやっぱりそんなものわからんわというところに行き着いた。なら変に我を張らないで委ねてしまうのが楽だなあと思う。それは良くないことか?自分の書きたいことも本当はわからん。何が書きたいのか自分には分からなくて、ただ自分の思ったこととか、日常あったことなら書けるからそれを書くしかない。それで喜んでくれる人がいるならそれが全てだ。それがこのブログの全て。僕の書く意義の全て。ただ、喜んで欲しい。

今日でこのブログも4周年になりました。なんか終わるみたいな言い回しになりましたが、まだまだこっからです。せっかくだからあと6年はやりたいなあ。読んでいただいている皆様ありがとうございます。これからもどうかよろしくお願いします。
ソーリーベイベー!!