ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

ブログを始めて1年が経った

月曜日に更新する、と先週言っておいて、今日までの間に2回もブログを更新したわけだが、一応「月曜日の夜18時には必ず一回更新がある」ということで、それ以外の曜日にも余裕があれば更新していくつもりである。
つまり月曜日の18時は最低限の保証と捉えて欲しい。

というのも、降って湧いて出るように書きたいことが出てくるときがあるので、その時は月曜日以外でも更新せざるを得ない。

仕事が休みの時期に入って(春休み)、書くためにはやはりある程度の時間が必要なのかもしれないと思った。時間がなければ書こうという意志さえ湧かない。


昨年思い立ってブログを始めてから1年が経った、ということをはてなブログさんからもらったメールで始めて知った。はてなブログさんは時折レポートをくれたりする。でもくれないときもある。基準がよくわからない。
ブログ開設から1年、何とも速いものだ。

数値で言うと、1年間の合計アクセス数は9852、記事の数は95、また21人の方がこのブログの読者となってくれた。ありがとうございます。毎回励みになっています。

1年間で約1万だと?すごいじゃないか。mixi時代にはとても考えられなかったことだ。

もともとはmixiの時代に自己慰安のために日記を書き始めたのがきっかけだった。いや、もっと遡ると中3の時に大学ノートに日記を書き始めたことが最初だった。
その大学ノートにつけている日記もちょうど昨日、10冊目を書き終えた。嫁さんの退職やら、ブログ開設1年やら、日記10冊目やら、色々と節目なのだろうと思う。

大学ノートにつけている日記は、ここで書いている日記とはまるで別物になっている。それこそ本当に自分のためだけに書かれたもので誰にも決して見られたくない。そこでは日常は描かれず、僕の頭の中がフルで展開されている。時々読み返してみると色々発見があって面白い。
今まで何気に日記帳をつけてきたが、よく考えてみたらそれは大学ノート10冊の自分の作品集を作ったのと同じではないか、と最近思うようになった。
多分、死ぬまで書き続ける。


ここで書くことも、書くこと自体が僕にとっては楽しみの一つであるので、やはり自己慰安のためなのだろうと思う。だけどここは人に見られることを前提とする場であるので、完全なオナニープレイはできない。それを続けるというのもスタイルの一つではあるかもしれないが、僕にはできない。精神力がとても保たない。
だから僕も見られることを前提に書くし、やはり見てもらえると嬉しい。

「誰に見られなくとも、自分のために書くんだ!」
なんてことをブログを始めた当初は思っていたが、やっぱり誰にも見られないのは虚しい。一人ぼっちになってしまった気がする。たくさんの人に見てもらえることは、とても嬉しいことなのだし、自分も見てもらうために書いているのだ。自己慰安のためだけではない。
そういうことに最近気付いた。随分気付くのが遅い気がする。

そのくせ僕には嫌なところがあって、他の人が面白い日記を書いていても
「なんだこんな日記、我がブログの方が絶対に面白い!認めぬ、負けは決して認めぬ!!」
などとケンシロウに対するラオウみたいになって、いいね(はてなブログのスター)を決して押そうとしなかった。

訳が分からん。誰と闘ってるんだお前は。

要するに井の中の蛙が、井戸の中で殿様やってたわけであるが、最近ようやく井戸の外に出ることが出来た気がする。出てみるとなんだかすごい平和な気分になった。

良いものはいい。素直にそう言おうと思った。近頃はめちゃくちゃ面白えなぁ、という日記に出会ったらいいねを押すようにしている。それは自分もいいねを押してもらったことによって救われたことがあるからだ。いいねにはそういう効果があることもこのブログを開設してから初めて知った。

人を認めずに人に認められることもあるまい、とも思う。

先にも言ったが今年は変革の年になりそうである。不思議なもので日記帳の変わり目というのは割に人生の変わり目になることが多い。10冊目の日記帳は2016年の8月から付け始めたもので、全然終わらないなあ、と思っていたのがやっと終わった格好である。今までで一番時間がかかった1冊だったんじゃないか。10冊目の開始直後も結婚したり色々あったが、今年は大変な、別の見方をすればめちゃくちゃ面白い年になりそうである。予感がするんだ。

10冊目の日記帳。2016年8月8日よりつけ始めた。一発目の日記はタイで書いたようだ。11冊目ではどんな冒険が待っているだろう。

このブログも1年経って、 安定した状態になっているけど、もっと成長できたらいいと思う。1年でまだまだ何がわかるものか。少なくとも3年はやらないと何にもわからないだろう。世の中のスピードは速くなっているように見えるが、時間のかかることはやっぱりどうしても時間がかかるものだ。
最近そう思うようになった。

実際、僕が読んでいる今は有名になったブログでも、最初から現在と変わらないクオリティで書き続けているのに、最初の1年2年は鳴かず飛ばずだったということがザラにある。初期の日記にいいねが一つもついてないのを見て、この人も歯を食いしばってがんばったんだろうなと思った。

逆に速成されたものはわずかな期間しか輝きを見せないものなのかもしれない。

ともかくそういうわけで、じっくりと、ただ力は昨年にも増してしっかりとかけてこのブログをやっていこうと思う。ブログの新たな一年が本当に楽しみだ。

どうか、これからもこのソーリーベイベーをよろしくお願いします。