ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

notionにハマった

はてなブックマーク人気の記事を時々のぞきにいく。はてな匿名ダイアリーは読まない。他のものはタイトルだけ見て読むことがある。ごく稀に(2ヶ月か3ヶ月に一回ぐらい)、良い記事に出会う。先日出会ったのは以下のような記事であった。
dev.classmethod.jp
その時点ではそれほどブックマークは集まっていなかったが、「日記」という言葉につられて読んでみた。

内容は非常に簡単なもので業務日誌みたいなものをつけると色々良いことあるよ、というような内容だった。僕も常々そういうのをつけてみたら面白いだろうなあと思っていたが、実際に作るまでには至らなかった。とてつもなく手間だからだ。せめて一日のやるべきことだけでもと、手帳代わりのノートに毎朝通勤電車の中でto doを書き込んでいたが、いつしかそれもやめてしまった。書いたところでもう一度それを確認することがないからだ。これでは意味がないと思った。

先の記事で気になったのは「notion」という単語だった。どうやらこの方が業務日誌を付けているフォーマットらしい。手帳は手書きで、とずっと思っていたがnotionのシンプルなデザインがすごく気になった。はてなブログでブログを書き始めたのも、他のブログサイトよりシンプルでスッキリした印象だったからだ。それに僕は手帳は手書きでと思いつつ、実は手書きの手帳が続いた試しがない。カッコ悪い話だが最初の方だけちょろっと書いた手帳が家にたくさん転がっている。

それでデジタルも一度試してみようとnotionのアプリをダウンロードして少し触ってみた。そしてすぐにわかった。こいつは良いものだ。

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こんな感じ。
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ページの行き来がすごくしやすい。トグルにまとめられる。

触っていて楽しい。to doやら見出しやらトグルやら画像やらリンクやら、手帳をこのようにカスタマイズしたいな、と思うことが割と何でもできる。多機能だけどわかりやすい。そしてすぐに書ける。ペンも紙もいらない。授業が終わってすぐに書ける。しかもきれいに書かないでもザッと書くだけで見た目きれいな感じにまとまる。何より良いのは分散させないで一箇所に全ての情報を集められる。読むのも結構楽しいので結構見返す。これは紙の手帳では(僕の場合)絶対有り得なかったことだ。紙の場合いつも書いたら書きっぱなしだった。気がつけば仕事のある日は毎日notionに書き込んでいる。楽しい。書く量もだんだん増えている。紙の手帳を書いていて楽しいなんて感じたことなかった。notionはto doにチェックが入るだけで楽しい。いや、毎朝to doのリストを作るだけで楽しい。

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memoやら朝の時間やら項目が増えていく。楽しい。

ただ、ハマりすぎには要注意だ。notionに書き始めてすぐにわかったが、ブログとnotionは僕には非常に近しい関係にある。イキすぎるとnotionの方がブログみたいになってしまって、ここを放ったらかしにする可能性が出てくる。おまけにnotionは誰に見られる心配も無いので書き放題だ。自由な精神のもと日誌を付けることができる。危険だ。危険なほど楽しい。とりあえず今は各項目に関してあまり書きすぎないよう気をつけている。
まだnotionを触り始めて2週間ほどだが、なんとなく続きそうな気がしている。今まで2週間せっせと手帳に書き込んだことはなかった。notionは肌に合っている。カブラペンで初めて線を引いた時のような感覚だ。人間楽しくなければ何事も続かない。いや、逆か。続けられるものはその人に合っていることなんだろう。

「手帳は手書きで!」という強いこだわりを持っているにも関わらず、全然手書きの手帳を続けられない方は一度notionに手を出してみてはどうだろうか。そのこだわりを昇華してくれるかもしれない。

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昨日のto do。