ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

お気に入りの文房具「ミドリ ブックバンドペンケース」

当方絵描きである。ほぼ毎日のように絵を描いてるのでもう絵描きと称しても問題なかろうと思っている次第である。

2年前、このブログを始めた時にはスケッチブックにちゃんと絵を描いていた。マルマンの一番オーソドックスなやつである。

これ。

しかし、色も塗らない大したことない絵なのにスケッチブックのような上等の紙を使うのはもったいないと思うようになり、クロッキー帳に描くようなった。これまたマルマンのオーソドックスなやつである。

これ。

クロッキー帳に3冊か4冊描いたところで今度は新たなクロッキー帳を買うのが面倒になった。それで手帳として使ってるノートに絵を描くようになった。

手帳として使ってるのはミドリという文具メーカーのA5サイズMDノートというシロモノである。

真っ白シンプルノート。無罫176ページ。MDcottonて刻印してあるけど何がcottonなんだろうか?

このノート、書き心地がよく、さらに糸で綴じてあってガバッと180度フラットに開く。そのためスキャンがとてもしやすい。製本の仕方が独特なのかどのページでもペタッとフラットに開くことができる。実に不思議である。あとしおり用のヒモがついているのも良い。

ガバッと180度開く。でもちぎれたりしない。良い。

普段はこのノートに印刷したマンスリーのカレンダーを貼ったり、一日の予定や日々思ったことのメモを取ったり、観た映画のチケットを貼り付けたりしている。そうして特に貼るものが増えてくるとノートが分厚くなってカバンに入れてると自然に開いてしまう。変に開いてページがグチャグチャになるのが嫌でこれまではノートにカバーをつけていた。

こういうカバー。チャックがついてて閉じることができる。

が、絵をこの手帳用ノートに描いてそれをスキャンするようになると、スキャンの度にいちいちカバーを外し、スキャンを終えたらまたカバーをつけるという手間がかかるようになった。実に面倒である。
それで、ノートが開かないようにゴムをかけることにした。

「本」「ゴム」「留める」などの用語で検索をかけてみると、なるほど本にかけるゴムはブックバンドというのか。今度は「手帳」「ブックバンド」で調べてみるとたくさんのブックバンドが出てきたのだが、その中に手帳と同じメーカーのミドリが作っているものが出てきた。
ページを開けてみると何やらかわった形をしている。というかブックバンドに何か余計なものがついている。
「いや、普通のブックバンドでええんやけどなぁ…」と一目見て思った。詳しく説明を読んでみるとブックバンドにペンケースをつけました、とのこと。

ふーんそうなんやぁ……。ぐらいの感じで普通のブックバンドは売ってないのかミドリのホームページ内を次々に物色してる最中にふと気付いた。

ブックバンドにペンケースついてるて、それメチャクチャ便利なんちゃうの??

手帳に何かを書きつける時一番面倒なのは筆箱からわざわざペンを出さなくてはならないことだ。手帳にペンを引っ掛けりゃいいじゃんという話もあるが、それだとカバンの中で他のモノに引っかかってペンが落ちてしまうことがあるのだ。そうすると落ちたペンを探さなければならないし、それが面倒だとなれば筆箱から新たにペンを出さなくてはならない。考えるだに寒気がするほどめんどくさい。そいつを何度も経験して僕はペンを手帳に引っ掛けるのをやめてしまった。

ブックバンドにペンケースがついてるとは僕の手帳に関する悩みを一挙に解決してくれる、まさに僕の欲するブックバンドそのものではないか!?
なぜか見た瞬間は分からなかったが、そのことに気付いた時にはAmazonでミドリブックバンドペンケースをポチっていた。色は4色ぐらいあったけど一番可愛い茶色をチョイスした。

白のノートにキャラメル色が激映え。

ペンケースには3本ぐらいペンが入れられて、さらに外のポケットにも1本入れられる。まあ、僕はシャーペン1本しか入れたことはないが。肝心のバンドはアジャスターがついていてA5~B6までサイズ調整できる。

裏面。アジャスターがついてる。今のところ緩む気配はない。

使い勝手は想像通り。便利が良い。これを考えた人間は天才だ。
久しぶりに気に入る文房具を見つけた。