ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

アルコール量保存の法則とシン・エヴァンゲリオン

コロナの影響で仕事が休みになった。
休みになったので朝8時前から酒を飲むことにした。
レモンチューハイ(チューハイ酒場)を1缶飲み終えて、何をしようかと考えた。
外は雨が降っている。外には出たくない。

シン・エヴァンゲリオンアマゾンプライムで見られるようになったことを思い出してセブンイレブンで買った白ワイン(ヨセミテロード)片手に早速見てみようと思った。嫁さんも一緒に見た。生後半年の息子も少しだけ一緒に見た。

そういえば去年、まだ嫁さんのお腹の中に息子がいる頃、アニメ版のエヴァンゲリオンTSUTAYAで借りてきて全部一気に嫁さんと見た。エヴァンゲリオンは僕の中学時代の美しい記憶で、嫁さんにも見て欲しかった。
嫁さんの感想は「奇妙な中毒性がある」だった。激しく同意する。
劇場版もアマゾンプライムでではあるが、一応嫁さんも一緒に全部見た。エンディングの宇多田の歌が好きになった。

シン・エヴァンゲリオンを見終わる頃にはワインが1本空いていた。
見終わっても特に感情に動きは無かった。ただ僕のエヴァンゲリオンは中3の時にちゃんと終わっていたんだなと、それだけがはっきり分かった。
僕にとって劇場版エヴァンゲリオンは、エヴァンゲリオン「のようなもの」であって、エヴァンゲリオンでは無いと感じていたようだ。結局、アニメ版だけが僕のエヴァンゲリオンだった。
ともあれ決着がつけられて庵野さんには良かったんだろうなと思った。それで、なんだか僕もスッキリした気持ちになった。

結構ベロベロのまま昼飯にうどんとそばめしを食べてそのまま嫁さんと息子と一緒に夕方まで寝た。
起きて、晩飯の時間になったが酒を飲みたいと思わなかった。それでもビール1本飲めば何かが変わるかもしれないと思って飲んでみたが、とくに何も変わらず、もう今日はお酒はいらないなと思っただけだった。その後は麦茶を飲んだりコーヒーを飲んだりした。

もしかすると一日に飲みたいアルコール量は決まっていて、その量を朝にクリアしてしまうと、もうその日は飲まなくてもいけるのかもしれないと思った。
この現象をアルコール量保存の法則と名づけてはみたが、朝に飲みまくって夜にも飲みまくった日が直近でたくさんあったことを思い出した。それで考えるのをやめた。

明日も休みだ。