ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

モンゴル7日目(カラコルムへの移動日)

朝7時から朝食、8時半にキャンプ地を出発。

キャンプはここまでで終了。参加者はウランバートルに移動し、2泊3日のホームステイに入る。
キャンプ地からウランバートルへ戻る途中、太陽に照らされ美しく輝くチンギスハーン像が見えた。異常にでかいが、聞くところによると世界最大の騎馬像らしい。

たてがみのところまで登れてその先は展望台になっているらしい。

ウランバートルホテルでホストファミリーとの対面式。80名もの日本人がモンゴルの各家庭に分かれてホームステイするわけで、ここは日本ではないので当然ホストの遅刻やドタキャン等色々あると思ったが、何のトラブルもなく、皆予定通りのホストと対面を果たすことができた。
奇跡だ。

皆を見送った後、我々は今回のモンゴル側の責任者(以後Mさんとする)の経営する大学で少しゆっくりさせてもらい、それから車でカラコルムへ。西へ400km、車で6時間の距離である。
ウランバートルを出発したのは16時ごろ。
途中サンサールというスーパーで諸々買い出しをする。カラコルムでホテルが取れなかった場合、今日はテントを張って野営するとのことだった。

西へ向かえば何か変わるかと思ったが、西へ行っても東へ行ってもモンゴルはひたすら草原が広がるのみであった。

途中草原が金色に光っていた。菜の花を栽培しているらしい。
バイカル湖へ注ぐトール川。蛇行の様子が美しかった。

カラコルムに到着したのは23時過ぎだった。途中ほぼ休憩をせずに100km/h超のスピードでランクル(モンゴルはTOYOTA車ばかり。プリウスが9割、5分がランクル、あとは別メーカー)を運転し続けたMさんは、それでもなおあと8時間は運転できそうなぐらい元気だった。体力のバケモノだと思ったが、本人もかつてモンゴル馬(すさまじいスタミナの象徴)とあだ名されたことがあると言っていた。翌日、僕はこの人の体力にもう一度驚かされることになる。

道中、運転をしながらのやり取りでホテルを取ることができたので、今日はホテル泊。心底ホッとした。今日はベッドで眠りたかった。夜ご飯は途中のスーパーで買ったカップラーメンを食べた。
酒もしこたま買っていたが飲むスタミナは残っておらず早々にドロン。
明日はカラコルム見学。

泊まったホテル。大変良いホテルで飾られてる展示物がとても可愛かった。
特に気に入った牛の彫刻。かわいい。
かっこいい鹿の絵?彫り物?。そういえば鹿はモンゴルでは見なかった。