ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

映画『ボーダー 二つの世界』を見た(2019.10.26)

このとんでもねえ映画を。

映画を見た後、漫画に出てきたBARまで行き、マスターに「感想をブログで書きます」と言っていたのにすっかり忘れていた。先日オンライン飲み会をした際に「忘れてないか?」と言われ、半年経ってようやく思い出した次第である。

しかし、感想と言ってこの漫画以上に特段何か書き足すことはない。覚えていないわけではない。強烈な作品だった。
強いて付け加えるなら、真面目に作られているということだけはすごくよくわかる映画だった。中途半端なことはしてない。
その異常なものに対する異常な真面目さがエロでもグロでもなく、何か特別な色調を作品に与えている。作者のよくわからない大量の熱が伝わってきて、めちゃくちゃ気持ち悪いはずなのに感心してしまった。


いや、何か書かねばと思って余計なことを書いた。感想としてはやっぱり「なんじゃこりゃ!?」しかない。まごうことなきアニマルファックだ。


なお、この作品はカンヌ国際映画祭「ある視点部門」大賞受賞作である。