ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

僕は仕事に行く方が楽

久々に文章を少し。

長かった春休みの期間が終わり、昨日から仕事が始まった。この間嫁さんが動きづらいこともあって、家で春太(息子1歳2ヶ月)の面倒を見ることに終始していた。朝起きておむつを変え、朝飯を作り、散歩をし、昼寝のために寝かしつけ、うんこをしたらすぐにオムツを取り替え、昼飯を作り、もう一度散歩に行ったり、なんだかんだしてる間に夕方になって、夜飯を作り、風呂を洗って風呂に入れ、夜の寝かしつけを行う。そして僕も同時に寝てしまう。合間合間には洗濯やら茶碗洗いやら家事が入ってきて、ほとんど間断なくやることが毎日降ってきた。

昨日久々に仕事にいって、仕事に行くってのはなんて楽なんだろうと、罪悪感にも似た気持ちを味わった。家で子どもの面倒見るのと仕事と、どっちを取るかと問われれば今は迷うことなく仕事を選ぶだろう。育児は大変だ。例えば僕が春太の着替えを行おうとする。春太はじっとしていない。動き回ってとにかく着替えさせまいとする。その一事だけでも精神的にも体力的にもどっと疲れる。おむつ替え、お風呂、寝かしつけ、食事、一日のうちにそのようなことが何度も起きる。きつい、あまりにもきつい。こちら側で主導して何とかできるということがなく、ずっと振り回されっぱなしだ。
それに比べれば仕事は内容がハードだったとしてもこちらで主導して積極的に動くことができる。途中、仕事が逃げ出したり、暴れ出したり、僕を無視したりすることはない。仕事は基本的にこちらのコントロール下にある。そのストレスの無さ。

一人家で子どもの面倒見ることに比べれば、仕事は天国だ。外に出られる。人と話せる。まるで仕事に出てお金を稼ぐことが、育児から逃げ出すための言い訳になっていると感じられてしまう。あぁ、そうだ。楽をしているのは仕事に出ている僕で、きついのは僕が仕事に行ってる間、一人春太の面倒を見ている嫁さんなのだ。この春休みでそうとしか思えない体になってしまった。