ソーリーベイベー

一非常勤講師の覚え書きです。天津飯をこよなく愛しています。不定期更新です。

漫画家になるということ

11月末〆切の青年漫画賞に向けて必死になっている毎日がある。10月前半までのグダグダがあって、10/29時点で下書きは21ページまで、ペン入れは18ページ途中まで。〆切に届くかどうかというところだと思う。

前半は酒をやめて生活が変わったのと、ペースが分からなかったのでどうしても無為に過ごすことが多かった。10月も後半になって、危機感が出てきたのと自分に合ったリズムがつかめてきて原稿が進むようになった。ベタとトーンは嫁さんがiPadでやってくれているのだが、嫁さんの作業スピードが強烈に速く、現状嫁さんを待たせている状態になっている。急がねばならない。

日々漫画に打ち込んでいて気が付いた。
漫画家になるということは、漫画を描くことが日常になるということだ。メシを食べるとか、歯を磨くのと同じように毎日毎日漫画を描き続けるということなんだ。
そしてプロになるならば、瞬間風速をどれだけ出せてもしょうがなくて(それが大事な時もあるけど)、定常的にハイアベレージの挑戦を続けなければならない。

その生活に耐えられるか。その生活を楽しいと思えるか。
試金石となる日々が続いている。

だけど、近い未来に漫画を描く日々が日常になりそうな良い予感がする。大変だろうけどそうなれたらきっと楽しいという予感も。
その予感のために、全力を尽くそう。