タイトルの本を借りた。現存する日本馬についてザックリと書かれている。軽くて読みやすい内容だが、読みやすさを追求したためか中途半端な本、という印象を拭えなかった。切り口が多すぎてどれも浅い。せめて「日本の馬」とタイトルにあるのだから馬の写真だけはもっと多数、カラーで載せて欲しかった。民俗的な内容にも触れているのにそれに関連する写真がないのもつらい。もっと良くなった本のはずなのにもったいないなあと、読んでる最中そればかり思っていた。
ただ、数少ない写真の中に載っている日本固有の馬はどれも小型でかわいい。僕の絵はトカラ馬。