インスタグラムやnoteもやってみたけど、僕にはあまりにまぶしすぎる世界だったのかもしれない。
今考えてみれば、mixiでシコシコ墓標を立ててる時から、きっと僕は秘密基地のようなものを作りたかったのだと思う。
ところが僕は店を開いて商売をしようと、インスタやnoteのような往来の激しい大都市にノコノコ出稼ぎに行ったわけだ。
それはそれで悪くない試みだったけど、本来志向しているものとほぼ真逆のことやってるわけだからうまくはいかないだろうし、違和感も出てくる。
インスタに関しては生身の友人が増えすぎてもはや秘密でもなんでもなくなってしまった。「何か違くね？」と思うのも当たり前の話だ。
出稼ぎは出稼ぎでやればいいが、それよりは家に帰って秘密基地をもっと面白くしたいと改めて思った。
初心忘るべからず。そもそも稼ぎたくてここを始めたわけではないだろう？
臨時雇いだけど面白いと思える職につけて、少ないがとりあえず生きていけるだけの稼ぎもあって、家庭もあって、そんな人間がこれ以上何を求める？十二分に足りてるじゃないか。
あんまり欲をかくもんじゃない。足ることを知らなければ欲に飲み込まれるぞ。
漫画は別で、なんてケチくさいこと言わずに。ごった煮だから面白いんだ。
秘密基地にはぴかぴかの宝物も、誰も使わなくなってガラクタも、何だってあっていい。
幸いはてなブログproへの変遷を経て、ここはもう人のほとんど来ない場所になったから、ここなら秘密基地にぴったりだ。誰に気を使う必要もない。立派と思われるものだけを無理して置く必要もない。
僕の気に入ったものをどんどん置いていけば、どれだけ価値が無いものでも、それは秘密基地をステキに彩る立派なオーナメントになるのさ。
