今年から授業プリントのつくりを変えることにしたのだが、その新型世界史プリントのプロトタイプが出来上がった。
今年は板書を落書きにしか使わないと決めている。そのために盛り込めるだけの情報をプリントに盛り込んだのだが……なんだかグチャグチャとしてしまった。
だが、これでいい。目標としていたものに極めて近いものができた。スマートできれいなプリントはもういらない。過剰さは僕の信条とするところだ。
改めて色々な情報を調べ直すと面白いことがわんさか出てくる。世の中知らないことだらけだ。僕ら教師が知ったつもりでいることなど、大海のほんの一滴に過ぎない。
このプリントは作るのにやたら時間がかかってしまうのが難点だ。知らなかったこと、面白いことが次から次へ芋づる式に出てきてキリがない（シュメール→12、60進法→太陽、月、土星と木星の動き→メソポタミア神話→旧約聖書との親和性→リリス→etc.etc.）。
ウィキペディアの沼に引きずり込まれるのか。
だが、それもいい。
この過剰な情報量のプリントを作り続けることによって、ほかの誰でもない、僕自身さらに成長できると思う。
同時に生徒にも楽しんでもらえたら何よりだ。
まだまだ、もっともっと面白いプリントを作っていこう！
